紅香の愛・Tokyo Benica・六本木難破船ベナ城の夜..
しばらくのあいだ、
隅にある
生け花のような
気分だったが、
場に慣れてくると
人々の顔が
はっきりとしてきた。
なにも感じずとも、
時間というものは
静かに
容赦なく
過ぎていってしまう。
価値あることが、
人と人との出逢いという
ことだけとは、
限らないが
いまはまさに
そのための
場だ。
ひときわ、
目に入ってきた
白人男性がいた..
しばらくのあいだ、
隅にある
生け花のような
気分だったが、
場に慣れてくると
人々の顔が
はっきりとしてきた。
なにも感じずとも、
時間というものは
静かに
容赦なく
過ぎていってしまう。
価値あることが、
人と人との出逢いという
ことだけとは、
限らないが
いまはまさに
そのための
場だ。
ひときわ、
目に入ってきた
白人男性がいた..